ガンの大きさと細胞

1cm以上のガンを根絶するのは困難

ガンは潜在ガンと臨床ガンに分けられます。ガンの部位の直径が1cm未満の場合は潜在ガンです。そして1cm以上のものが臨床ガンと言われています。この直径たった1cmのガン、実はなんと10億個ものガン細胞が含まれているのです。ガンが発生し、それが直径1cmになるまでに要する年月は、ガンの種類や年齢によって異なりますが、だいたい1年半から5年だといわれています。
ガンは早期発見すれば治ります。今はガン検診でも、直径0.1ミリの小さなガンまで発見することができるのです。これだけ小さくても、ガン細胞は1000個もあるのです。定期的にガン検診を受け、早期発見してガンの芽を摘み取りたいですね。

直径1ミリの食道ガンを発見

食道ガンは、ガンの中でも早期発見が難しいと言われています。しかし昭和大学の井上助教授らは、これを直径1ミリの段階で発見する手法を見つけ出したのです。これはとてもすばらしい発見ですね。
この方法は、病巣部を拡大するための内視鏡で毛細血管の形状変化を調べる方法です。ガンにかかっていれば、ある特定の変化が現れるのです。そしてオリンパスが開発した内視鏡さえあれば、検査したその場でガンを切除することもできるのです。入院も手術も必要ないのです。
食道ガンは、直径5ミリ以下で発見できれば100%治療が可能と言われているガンです。1ミリで発見できれば、確実に治癒できますね。